これからも Facebook を使うべきか

最近、Facebook社の大量情報漏洩事件が報じられていますが、そもそも、どのような情報を収集され、誰に渡されているのか分からない点で以前から不安がありました。米国連邦議会は、CEOのザッカーバーグ氏らから話を聞くそうですが、今回の事件は同社の広告ビジネスモデルを揺るがすほどの状況だと思われます。

FacebookやFacebookページはSNSの先駆けとして2010年頃に登録利用者数を大きく伸ばしました。その後も、企業のページやアプリケーションなど、身近で使いやすい機能が増えていき、情報発信(発表の場)だけでなく、友達登録した人たちとの相互交流の場として地位を固めました。

しかしながら、脆弱なセキュリティ、複雑な設定(ややもすると意図せず情報を出してしまう)、いいね!疲れなどもあって、ここ数年、利用者数は漸減の状況でした。そこにきて、今回の深刻な事件を引き起こし、企業を中心にFacebook離れが起こっているそうですね。

ご自身のホームページをお持ちの場合は、Facebookは必ずしも併用する必要はなくなりました。技術の進展や利用環境の変化によって、ホームページでもちょっとした交流が可能になりました。WordPressの場合、様々なプラグインがショップやSNSの機能を担います。独自の機能を実装することもできます。

この先、Facebookを使うべきかという議論は様々にあると思いますが、段々とその役目を次のテクノロジーやサービスに譲っていくのだと思われます。Google本体が様々なサービスを提供していますし(Apple、Amazon、Microsoft等も同様ですが)、モバイル、クラウドも当たり前になってきた今日。だんだんと「白物化」する情報通信サービスや機器に対して、複雑怪奇な設定を重厚に行わなければ安心して使えないSNSは自然淘汰の波にさらされていくでしょう。

何年間もFacebookをお使いの方は、まず、何のために、この先もFacebookを使い続けるのか、一度、考えてみられるのもいいかもしれません。Facebook社の広告媒体のひとつとしてしか価値が見いだせない、あるいは、マンネリ化の相互いいね!が続いているような状況なら、一度、Facebookを離れて、インスタのように気軽なものに移行するのがいいかもしれません。

言うまでもなく、Facebookの功績は大きく、ネット上での相互交流とビジネス機会の創出への貢献は目を見張るものがあります。今後、どのようにパラダイムシフトが進むのか興味は尽きませんが、ひとつの時代(10年)の終焉を見るようで寂しい気持ちもいたします。